VLOOKUP関数の表引きで該当コードがない場合の処理(Excel 2010以前)

VLOOKUP関数の完全一致検索(FALSE)を実行したとき、
参照表に該当するコードがなかった場合、エラー値「#N/A」が返されます。

エラーの代わりに、「その他」という文字を表示する場合、
IF関数、ISNA関数でエラーの場合の処理を設定することができます。
Excel2013以降、IFNA関数を使用すると、エラー値「#N/A」が返った時の処理を指定することができます。

IF(論理式, 真の場合の処理, 偽の場合の処理)
ISNA(処理):エラー値が#N/A(処理する値がない)の場合にTRUEを返します。

この2つの関数を組み合わせると次のようになります。
IF ( ISNA (VLOOKUP式) ,”その他”,VLOOKUP式)
・VLOOKUP式がエラーだったらTRUEが返り、真の場合の処理=「その他」を表示
・VLOOKUP式がエラーではなかったらFALSEなので、偽の場合の処理=VLOOKUP式の実行
(例)クリックすると拡大表示
ISNA関数

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