仕事でWordで作成したファイルを納品する場合、個人情報が登録される文書のプロパティは削除していますか?
単一文書であれば、「ファイル」タブ「情報>ドキュメント検査」を実行して、検査結果の「ドキュメントのプロパティと個人情報」の項目にある「削除」ボタンをクリックします。
ところが、文書が大量にある場合など、結構な手間になります。
そこで、たった2行のマクロ(SUBプロシージャー)をNormal.dotの標準モジュール内記述し、クイックアクセスツールバーにでも登録しておけば便利です!
下図では、複数の文書を開いた後、「ドキュメント情報削除」マクロを実行すると、文書のプロパティ、個人情報を削除した後、上書き保存して閉じます。
↓コピペして使ってみてください。(^^♪
Sub ドキュメント情報削除() '文書のプロパティ 削除 ActiveDocument.RemoveDocumentInformation (wdRDIDocumentProperties) '個人情報 削除 ActiveDocument.RemoveDocumentInformation (wdRDIRemovePersonalInformation) '上書き保存 ActiveDocument.Save '閉じる ActiveDocument.Close End Sub
さとうまみ
2021年5月28日 at 6:45 PMこれって、フォルダ指定してその中に入っているファイルの個人情報を削除するものなのですか?
どこにもファイル指定がありませんが・・・。
santane • Post Author •
2021年5月28日 at 8:16 PMこれは、開いている文書ファイルに対して実行する簡単なマクロです。
クイックアクセスツールバーに登録しておくか、ショートカットキーを設定しておけば
すぐ実行できます。
手順としてはこんな感じです。
1)プロパティを削除したい文書を複数開く
2)マクロを実行するとプロパティを削除し、上書き保存して閉じる。
次の文書ファイルがアクティブになっているので、1)へ
これを開いた文書で繰り返す…というものです。
フォルダを指定して実行するとなると、
ちょっと知識とコードが増えますね。(^-^;