下図のようなデータがあった場合、重複しない社名リストはA社、B社、C社、D社、E社なので、5件となります。
そこで、B列にCOUNTIF関数を使用して、最初の会社には「1」、それ以降重複した場合は「0」を計算してやると、後はSUM関数で合計すれば「重複しない社名リストの件数」が計算できます。
書式 COUNTIF(範囲, 検索条件)
範囲: セルの個数を求めるセル範囲を指定します。
検索条件:計算の対象となるセルを定義する条件を、数値、式、または文字列で指定します。
- セルに条件が入力されている場合は、セル名を指定します。
- 式および文字列を直接指定する場合は”>32″、”A社” のように、半角のダブル クォーテーション (“) で囲む必要があります。
COUNT関数の引数「範囲」は$A$2:A2となっているので、B2に作成した式を下方向にコピーしたとき、常にA2(絶対参照)からコピーされた行(相対参照)までとなります。
この関数式をIF関数と組み合わせて、
「COUNTIFの結果が 1の場合は1、そうでなければ0」
という分岐処理をします。
つまり、2件目以降はすべて0(ゼロ)にしてしまいます。
あとは簡単です。C2にはオートSUMでB列の合計を計算します。