IE、Firefox等ではブラウザレベルで禁則処理が行われているけれど、Chromeでは、行われていないようです。
そこで、CSSで対策します。
word-breakプロパティは、W3Cで審議中の仕様をInternet Explorerが独自に採用したもので、 表示範囲に合わせて改行するか、単語の切れ目で改行するかなど、文の改行の仕方について指定する際に使用します。
(スタイルシート・リファレンスより)
body {
word-break: normal;
word-wrap: break-word;
}
word-breakプロパティ
- normal
- 英語等は単語の途中では改行せず、単語の切れ目で改行。日本語・中国語・韓国語等は表示範囲に合わせて改行。このため単語の途中で改行されることもあり。
- break-all
- 言語に関係なく表示範囲に合わせて改行。このため単語の途中で改行されることもあり。
- keep-all
- 言語に関係なく単語の途中では改行されない。
word-worpプロパティ:単語にかかわる改行
- normal
- 単語の途中で改行はしません。この場合、必要に応じて表示範囲を拡大。
- break-word
- 必要に応じて単語の途中で改行。
line-break・・・禁則処理のしかたを指定する(IEがCSS3の草案を先行採用)
normal
標準の禁則処理をします。
strict
厳密な禁則処理をします。
<情報>Publickeyより
CSS3が日本語の禁則処理、傍点、縦書きなど対応へ、ドラフト公開
<情報>Internet Explorer TechCenter より
標準IEブラウザで対応している禁則処理について