WordPressのサーバお引越し

私の使っているサーバのMySQLとPHPのバージョンが上がらないので、レンタルサーバ屋さんにサーバを移転してもらうことにしたのですが、最初の提案が悪かった…Wordpress Codex を見て、
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現在、Wordpressの推奨サーバ環境は、以下のとおりです。
PHP バージョン 5.2 以上
MySQL バージョン 5.0 以上
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と言ってしまったがために、
結局、PHP version 5.2.17及びMySQL version 5.1.63-cll対応
となり、最新WordPressのバージョン3.4は使えないことになりました。

…で、現在はWordPress 3.1.4 を使用中。

バージョン 3.2 系

  • PHP バージョン 5.2.4 以上
  • MySQL バージョン 5.0.15 以上

バージョン 2.9~3.1 系

  • PHP バージョン 4.3 以上
  • MySQL バージョン 4.1.2 以上

ただ、超簡単な移転のコツがやっとつかめたので、忘れないうちにメモメモ(^^)v

1.データのバックアップ

エクスポート画面

  1. WordPress管理画面の「ツール」から「エクスポート」を選択します。
  2. 「エクスポート」画面で、「 すべてのコンテンツ~投稿が含まれます。」
    を選択して「エクスポートファイルをダウンロード」ボタンをクリックします。
  3. 「名前を付けて保存」ダイアログボックスで任意のフォルダにXMLファイルを保存します。

2.FTPファイル転送

  1. 旧サーバのデータをすべてPCにダウンロードします。
  2. 新サーバへごっそりアップロードします。

3.新しいサーバでデータベースを作成します。

  1. Cpanelにアクセスし、ホームからMySQL Database Wizardを選択します。
    データベースウィザード
  2. ここが、簡単プロセスのコツです。
    STEP1:データベースの作成(データベース名を入力)
    STEP2:データベースユーザーの作成(ユーザー名とパスワード)
    STEP3:権限の設定:ALL PRIVILEGESのチェックボックスをオンにして全ての権限を有効にします。
    データベース権限
    これがないと、WordPressがアクセスできません。
    ※手動でデータベースを作成すると、この設定がどこにかるのかよくわかりませんでした。 ここで、権限を全てオンにしないと、Wordpressにアクセスすると下図のような「データベース接続確立のエラー」が表示されます。
    データベース接続確立のエラー
  3. 終了

4.wp-config.php

ここからは、サーバ名などを変更した場合、wp-config.phpを書き換えなければならないときの処理です。旧サーバと同じなら、何もしなくてOKです。

wp-config.phpの役割は、データベース設定と認証キーの設定。
これまでは、エディタで直接修正していたけど、プログラムをさわるのはちょっと…という方には、この方法が超おすすめです。

  1. 新サーバの「wp-config.php」を削除して、「wp-config-sample.php」がサーバにあるかどうか、確認。(なければ、ダウンロードしたオリジナルのデータから引っ張ってきてね。)
  2. ブラウザで「http://ドメイン/wp-admin/install.php」にアクセスすると、wp-config.phpのパラメータ設定画面が出てくるのでデータベースのDB名、ユーザー名、パスワード、および、ログイン時のユーザー名を入力すればOKです!
    サーバの設定画面

5.最後はインポート

WordPressの「ツール」メニューから「インポート」を選択します。
「インポート」はプラグインで、最初はインストールされていないので、インストールします。

インストール完了後、有効化して、最初にエクスポートしておいたXMLデータをインポートします。
ログイン時のユーザ名を入力して、「submit」ボタンを押せば、簡単復旧!!

ね、楽々でした。

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